先日下記のツイートをしました。
IT導入補助金はインボイス制度対応を見据えて「デジタル化基盤導入枠」を新設しました。
この記事ではIT導入補助金の「デジタル化基盤導入枠」人ついて解説します。
- IT導入補助金の「デジタル化基盤導入枠」を申請したい小規模事業者
- 過去にIT導入補助金の申請をしたが不採択になった小規模事業者
IT導入補助金とは
IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者等の事業主が自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助することで、事業主の業務効率化・売上アップをサポートするものです。
令和3年度補正からはこれまでの通常枠(A・B類型)に加えて、デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型・複数社連携IT導入類型)も追加されました。
IT導入補助金のデジタル化基盤導入枠
IT導入補助金の「デジタル化基盤導入枠」は通常枠に比べると以下の点で異なります。
- 補助率が2/3〜3/4
- ハードウェア購入費補助される
- クラウド利用料2年分補助される
①補助率が高い
通常枠では補助率が1/2でしたが、デジタル化基盤導入枠は補助率が2/3〜3/4となり、通常枠と比べると補助率が高くなります。
②ハードウェア購入費補助される
通常枠ではハードウェアはレンタル費用のみ、補助されており購入費は補助されませんでしたが、デジタル化基盤導入枠は、ハードウェア購入費用が補助されます。
③クラウド利用料2年分補助される
通常枠ではクラウド利用料は補助されていませんでしたが、デジタル化基盤導入枠では最大で2年分のクラウド利用料が補助されます。
通常枠とデジタル化基盤導入枠の違いを確認しておきましょう。
通常枠vcデジタル化基盤導入枠
通常枠(A型、B型)とデジタル化基盤導入枠の違いを比較してみます。
種類 | 補助額 | 補助率 (以内) | 補助対象 |
通常枠A類 | 30万~150万円未満 | 1/2 | ・ソフトウェア費・導入関連費等 |
通常枠B類型 | 150万~450万円以下 | 1/2 | ・ソフトウェア費・導入関連費等 |
デジタル化 基盤導入類型 | 5万円~50万円以下 (ITツール) | 3/4 | ・ソフトウェア費・クラウド利用料 (最大2年分補助)、導入関連費 ・ハードウェア購入費用 ・PC・タブレット等 (補助率1/2以内、補助上限額10万円) ・レジ・券売機等 (補助率1/2以内、補助上限額20万円) |
デジタル化 基盤導入類型 | 50万円超~350万円 (ITツール) | 2/3 | ・ソフトウェア費・クラウド利用料 (最大2年分補助)、導入関連費 ・ハードウェア購入費用 ・PC・タブレット等 (補助率1/2以内、補助上限額10万円) ・レジ・券売機等 (補助率1/2以内、補助上限額20万円) |
クラウド利用料を最大2年分補助することで、企業間取引のデジタル化を強力に推進していますね!
デジタル化基盤導入枠の申請方法
2022年3月4日現在、詳細については公開されていません。
公開され次第、アップデートしていきます。
申請にはGビズIDの事前取得が必要なので、まだお持ちでない場合にはアカウントの取得をしておきましょう。
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物事には「向き・不向き」があります。
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